あなたの身の回りにもいませんか?
相談している内容が、誰が悪いのかという話か、如何に自分がかわいそうかという話のどちらかという人。
今日限りそういう生き方辞めませんか?
悪いあの人
相談を聞くときによく聞く1つ目の側面です。
「悪いあの人」について非難を繰り返し、「悪いあの人」についての同意を求めると言うことです。
よくいませんか、「聞いた話なんだけど、○○さんって浮気してるらしいよ。最低だね。」とか言う人。個人的には「それが事実だとしてあなたに何の関係があるんですか?」というふうに思います。
他には、車同士で事故をしたときに「あなたがよそ見してたからぶつかったじゃないか!」と怒鳴りつけてくる方。「何を根拠に?」とも思いますが、何より、「そんな事を言ったとしても、事故はなかったことにできないし、問題の本質は解決しませんよね?」と言いたいです。
どうです?身の回りにいるでしょう?
しかし、存在するのは身の回りだけではないかもしれません。
もしかしたらあなたも上記のような事を言っているかもしれません。
どうです?
かわいそうな私
相談を聞くときによく聞くもう1つの側面です。
「かわいそうな私」をアピールし、いかに自分が「かわいそうな私」であるかを訴えようとすると言うことです。
以前の自分が「かわいそうな私」をひたすらアピールする人間だったので、こちらの方が例を挙げやすいですね。
例えば、「母親を亡くして辛すぎてなにもする気が起きない」とか「やりたいことがあるのに親が反対して理解してくれないからできない」とか。私は以前こういった相談ばかりしていました。
おそらく、あなたの身の回りにもいらっしゃると思います。
もしかしたらあなた自身がそういう自分で有り悩まれているかもしれません。
いずれにせよ、よく聞く相談の内容であると思いますが、こちらの側面での相談でも、問題の本質の解決に至るのは至極難解です。
問題を解決するためには何が必要なんでしょうね?
これからどうするか
おそらく「悪いあの人」の話や「かわいそうな私」の話をして同意を得られればひとときの癒やしを得られると思います。実際私は得られていました。
しかし、生きているとまた同じような問題にぶつかります。そしてそのときも同じような内容の相談をし、同じような癒やしを得ると思います。その次もその次も…。
そういう生き方って「依存状態」ではありませんか?
以前、依存せずに生きていくということという記事で自立して生きることが幸せな生き方ではないですかねというお話をしました。詳しくは記事を読んでみてください。
つまり、上記のような2つの側面の相談をして癒やしを得ても、根本的な解決にはならず、むしろ依存状態になり不幸になるのではないかと言うことです。
じゃあどうすればいいのか?
まさにそれなんですよ。
自ら「これからどうするか」を考えることが自立した生き方への第一歩で有り、幸せへの自らへの疑問であると思います。
過去に起きてしまったことは変えることができません。これから変えていけるのは、これからどうするかという事だけです。
コントロールすることのできない事象に集中してしまいがちですが、今日限り辞めましょう。
集中するのは、これからどうするかということ。これから自分がどうしていくのかということは100%自分自身でコントロールできますよね?
そういう風に、自らがコントロールできることのみに集中して前向きに考えていくことが自立した幸せな人生を歩むために必要な考え方だと思いますよ。
ポイント
- 「これからどうするか」という自分がコントロールできることだけに集中して、自立した人生を歩んでいきましょう
人助けをしたくても、まずは自分のことからですよね。
私はいつでもうつ病を治そうとしているあなたの味方です。
ではまた!