うつ病の罹患率はここ10年で18%以上も上昇し、現在世界中で3億人以上が苦しんでいると言われています。
うつ病は、落ち込んだり悲しい気分になるだけではありません。
今回はうつ病である可能性が高い6つのサインを紹介します。もし多数当てはまるようであれば医師に相談してみることをお勧めします。
全てのことが面倒くさい
お風呂や洗濯や洗い物や電話に出ることやメールの返信等々、日々の何気ない事柄を実行することが苦痛ではありませんか?
もしもそういった事柄をこなすのが苦痛で、こなすことができずたまったままであれば、もしかするとうつ病であるかもしれません。
しかし、もともとルーズな人は性格的な問題なのでうつ病とは関係ありませんよ。
何もかもが退屈
もしも、何に対しても興味を持てず退屈であると感じている状態であれば、あなたはうつ病であるかもしれません。
友人と話すことやお気に入りのテレビ番組まで、ありとあらゆるものが色を失ったような状態になってしまいます。
喜びを感じることができないと言う症状は、うつ病の一般的な症状で、それまであなたを生き生きさせていた事柄に興味を持つことができなくなります。
何もかもが気に障る
今まで気にならなかった些細なことでイライラしたりカチンときたりしていませんか?
いらだちもうつ病の1つの症状ですが、あまり知られていないようです。いらだちのあるうつ病は、より重度の亜型であるという説もあります。
しかし、元々怒りやすい人はこれには当てはまりませんよ。
太りすぎたりやせすぎたりする
うつ病になると食欲が減退し食べ物への関心が低下する上に、食べ物を買うことが億劫になります。一方で食べることに慰めを見いだすうつ病患者もいます。私は後者でしたね。
炭水化物や脂肪を摂取することでつかの間ですがストレスが緩和される事があるようです。
自分の意思で体重がコントロールできず、体重が急激に増加したり減少したりした方は要注意です。
眠れないもしくは起きられない
睡眠障害はうつ病のサインであり、更にはうつ病の原因にもなりえます。うつ病になると眠れなくなり、だんだんと精神がすり減り始めます。
また、きちんと眠ったのに疲労が抜けないこともあります。
睡眠障害が当てはまる方は早めに医師に相談することをお勧めします。
何もかもが痛い
慢性的に痛みを感じている人はうつを患うリスクが高いようです。
うつ病は脳の痛みに対する感度を高めて、さらにひどい気分にさせてしまうということがあるようです。抗うつ剤が痛みを緩和することは証明されており、痛みの軽減治療がうつからの回復を助けることもあります。
ポイント
- うつ病は落ち込んだり悲しい気持ちになるだけが症状ではありませんよ
- 上に書いてある症状が当てはまる方は医師に相談してみてくださいね
うつ病は、誰もがかかってしまう可能性を持っている病気です。
放っておくと取り返しのつかない事になってしまうかもしれません。
少しでもおかしいなと感じたら医師に相談してみてくださいね。
私はいつでもうつ病を治そうとしているあなたの味方です。
ではまた!